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数多くのプロダクツに触れてきたガジェットライターが厳選!

部屋に置いておきたくなるセラミックファンヒーター

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ファンヒーターと言えば、寒いから仕方なく使っているという人が大半だと思います。エアコンと違い、床の上に置かなきゃいけませんから、インテリアとの相性が難しいですよね。それなのに、従来のセラミックファンヒーターと言ったら、デザインなどは二の次で安いから良いでしょ? というようなものが多かったです。

 

本日発表されたDeLonghiデロンギ)の「デロンギ カプスーラ セラミックファンヒーター HFX30C11」は、それら従来のヒーターとは一線を画したデザインです。その外観を見ただけで、モノとしての魅力を備えています。

 

大きさはW195×D150×H275mmで、設置面積はA4サイズよりもひと回り小さいくらい。足元を少し温めたいなって思った時にちょうどよい、パーソナルファンヒーターです。

 

丸みを帯びてコロンッとした愛嬌を備えたデザインえすが、1,150Wの出力で、小さいながらもパワフルです。

 

8,800円(税抜)と可愛らしい価格。セラミックファンヒーターも、どうせ買うなら愛着を感じられそうなものを選びたいですよね。「デロンギ カプスーラ セラミックファンヒーター HFX30C11」は、そうした思いを持っている大人に最適なセレクトだと言えるでしょう。

心も身体も芯から温めてくれる遠赤外線暖房機「セラムヒート」

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キャンプでの焚き火やロウソクの灯りは、なんとなく心も身体も温かく感じさせてくれます。暖かいという感じ方が、あやふやな主観である以上、空間を暖かく感じさせるデザインは、暖房器具の重要な要素なのです。

 

ダイキンの「セラムヒート」は、シーズヒーターを採用した遠赤外線暖房機です。電源をいれると本体のミラー部分に、ほわんと赤みが差します。それを見るだけで、実際の室温よりも暖かく感じさせてくれるデザインなのです。

 

もちろん、シーズヒーターは実際にも身体を温める効果があります。特にセラムヒートのヒーターは、波長域が3~20μmの遠赤外線を放射します。これは、身体に吸収されやすい波長域なのです。遠赤外線と言えば、焼き芋を思い出しますよね? キャンプファイヤーが、身体の芯まで温めてくれるのと同様に、セラムヒートも温めてくれるのです。

 

「いわゆる電気ストーブってダサいよね……」

 

そう思ってしまう人も多いかもしれません。でも、ダイキンのセラムヒートは、ミニマムな製品が生み出す上質感を備えています。人を暖めるというためだけにデザインされた美しさです。個性を主張しない意匠というと、言い方が悪いかもしれません。でも、そうした没個性的なデザインは、逆に言えば、どこに置いても自然なのです。

 

石油ストーブやエアコンを設置するほどでもない広さの書斎や、ちょっと足元を温めてくれる暖房器具を探しているならぴったりな製品と言えます。

 

人感センサーで、人の在不在を検知し、不在だと分かれば15分後には自動で停止されます。速暖モードを使えば、通常の1.8倍もの速さで部屋を温めてくれます。そんな実用性も備えているのが、セラムヒートなのです。

手元に影ができにくい、子ども用デスクライト「BALMUDA The Light」

今週のお題「わが家の防災対策」

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子どもって、何かに夢中になると、どんどん顔を近づけて集中していきますね。それが、本や落書き帳であれば、姿勢を前かがみにして読みふけったり、絵を描いたりします。

 

それが昼間であれば、手元が暗くなることもないけれど、夜、机に向かっているときであれば、視力の低下が心配になります。

 

BALMUDAは、The ToasterやGreenFanで、それぞれの家電製品の新たな世界を創り出した家電メーカーと言えるでしょう。そんなBALMUDAが、新たに取り組んだのが「子ども用のデスクライト」です。「The Light」という商品名からは、「これが今後の、デスクライトのスタンダードだ!」という、同社の気概が伝わってきます。

 

簡単に言えば、手術室に置いてある手術灯を、机の上に置けるように一気にダウンサイジングしたようなデスクライトです。一般的な照明は、光がシェード(傘)の真下を照らすように設計されています。The Lightの場合は、真下ではなく斜め前方に光が落ちるんです。メリットは、影ができにくいこと。自分の頭が影になることも、手元の指やペンが影になることもありません。

 

さらに、光源に太陽光LEDを採用している点。一般的なライトのLEDが、青色LEDを採用しているのに対して、少し太陽光に近い光を出すLEDです。青色LEDライトは、光源が青色です。そのため、光がどうしても青味の強い光になります。すると当然ですが、ブルーライトのキツい光を見ることになります。一方のBALMUDAが言うところの太陽光LEDは、青よりも少し紫寄りの光を光源としています。そのため、青色の波長のピークが、従来の青色LEDの半分だと言います。自然とブルーライトの問題も激減します。だから、目に優しい光、子どもの目を守れる光だと言っているのです。

 

太陽光LED=紫色LEDは、目に優しいだけではなく、モノの色を正確に再現できます。これは、太陽光の下で見た時のモノの色を基準とした言い方です。陽の光で見たモノの色に近い、色の見え方だということです。

 

デザインに関しては、BALMUDAらしい極めてシンプルなものです。また、色使いも白と黒の無地。子どもであれば、なんとなく寂しさを感じるデザインかもしれません。でも、BALMUDAは黒板やノートのようなまっさらな状態を用意しました。あとは使う子どもたちが、自由に、自分が好きなシールや落書きをしていって欲しいということです。子どもたちが、自分の好きなシールを貼り、気が向くままに落書きしていくことで、The Lightのデザインは完成するのです。

 

価格が37,000円と、デスクライトとしては高価に感じるかもしれません。でも、子どもたちが毎日使うことになるかもしれないデスクライトです。この価格で、子どもたちの目が守れて、本物の色が夜でも見られて、クリエイティビティも刺激できるとすれば、むしろ安いくらいではないでしょうか?

いつも一緒にいたいと思わせるカメラ「Leica CL」

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欲しいのは綺麗な写真が撮れるカメラではなく、いつでも一緒に持っていたいと思わせるカメラ。

 

なぜなら、いくら高画質な写真が撮れたとしても、撮りたいと思った瞬間に、そのカメラを持っていなければなんの意味もないからだ。

 

スマートフォンや定期券、財布などと同じように、いつも持っているのが自然……そんな風に感じさせてくれるカメラは少ない。

 

Leica CLは、そう思わせてくれる数少ないカメラだ。ルックス、サイズ、画質、すべてにおいて、エモーショナルな部分にまで訴えかけてくる。

 

フィルム時代のLeicaは、見ているだけで酒が飲めると多くの人に思わせ、デジタル時代の今でも愛でるユーザーは多い。現代のLeica CLも、そうしたカメラだと言える。

 

もちろん画質においても、満足させるものを備えている。硬すぎず、柔らかすぎず、そのほどよいテイストは、Leicaだからこその描写。同じハードウェアを使ったとしても、どのメーカーも、こうした画作りにはなりえない。

 

「ライカ エルマリート TL f2.8/18mm ASPH.」を付属した、Leica CL プライムキット 18mmは507,600円と、決して手軽に購入できるプライスではない。だが、ちょっと背伸びしてでも手に入れれば、いつも見ている情景が一新されるだろう。

BOSEサウンドを響かせる、心拍数センサー搭載のBluetoothイヤホン

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仕事の帰りにスポーツジムに寄り、最低でも5kmのランをこなす。最近やっとルーティンとしてこなせるようになった。きっかけは、BOSE「SoundSport Pulse headphones」を手に入れたこと。

 

もちろん、ジムのランニングマシーンにはヘッドホンが用意されている。だけど、誰が使ったか分からないヘッドホンを使うことへの抵抗、それ以上に、フィット感がいまいちという不満があった。

 

「SoundSport Pulse headphones」は、汗がしたたり落ちるほど走っても、防滴設計だから壊れる心配はない。耳たぶに汗がしみるほど激しく身体を動かしても、イヤホンは、グラつくことなく固定されている。Bluetooth搭載だが、いまトレンドの完全分離型のワイヤレスではない。だが、2つのイヤホン部がコードでつながっているからこそ、(外れたことはないけれど……)万が一に外れたとしても、地面に落ちることはなさそうだ。

 

それだけじゃない。この小さなイヤホンの中には、心拍数センサーが内蔵されている。スマートフォンと連携させれば、リアルタイムの心拍(脈拍)数が表示されるから、いわゆるゾーントレーニングが可能だ。まずはウォーミングアップをし、脂肪燃焼に最適なゾーンへと移行して5km分を走る。隣のマシーンに、やたらとペースを上げて走っているランナーがいても、自分の心拍数を把握できれば、つられてペースが上がることもない。

 

もちろん、低音がしっかりと響くBOSEサウンドも引き継いでいる。ランニング用に集めた楽曲を、良い音で聴きながら走ると、5kmなどはあっという間に走りきれてしまう。

 

気持ち良く汗をかき、ジムのジャグジーでリラックスしてから帰宅する。そんな素敵なルーティンを可能にしたのは、やっぱり「SoundSport Pulse headphones」のおかげと言っていいだろう。

夫と妻、それにロボット洗濯機でスマートに家事シェア

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仕事の達成感とともに帰宅して、まず向かうのはサニタリールーム。堅苦しいビジネススーツをハンガーにかけ、シャツや靴下を脱ぎながら洗濯機へ放り込む。

朝が来て、ビシッとアイロンのかかったシャツを着る。息子を保育園に送っていってから気がついた……洗濯機を回してくるのを忘れた。

 

だが、パナソニックのCuble「NA-VG2200」であれば、気にすることはない。まずはいつもどおりに電車に乗って、スマートフォンを取り出す。専用アプリを起ち上げて、洗濯の仕上がり時間を17時にセッティング。あとは「おまかせ」コースのボタンをタップするだけだ。これで自分か妻が帰って来るまでには洗濯が終わっている。早く帰って来た方が、乾いた洗濯物を畳んでおくのが我が家のルールだ。

 

こんなことが可能なのは、「NA-VG2200」が洗剤の自動投入機能を搭載しているから。液体洗剤か柔軟剤の、ほぼ1パック分を洗濯機に入れておけば、洗濯量に適した分量の洗剤を、投入してくれるという機能。洗濯機搭載のセンサーが、僕らの代わりに計ってくれるから、今までのように、洗濯するたびに洗剤を計量して入れておく、なんてことが不要になった。

 

「家事シェア」なんて言葉が流行っているけれど、夫婦で仕事が忙しい我が家では、私と妻だけの家事シェアは、あまり現実的ではない。ならばと購入した家電製品の一つが、Cuble「NA-VG2200」だ。少し高価だったけれど、洗濯という家事をシェアできるロボットを買ったと思えば、それほど高いとも思わない。夫婦2人でシェアするのが難しければ、家事を分担できる家電製品が、いくらでも見つけられる時代だ。そうした優秀な製品を導入すれば、きっと「なんで早く買わなかったんだ!」と思うはずだ。