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数多くのプロダクツに触れてきたガジェットライターが厳選!

心も身体も芯から温めてくれる遠赤外線暖房機「セラムヒート」

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キャンプでの焚き火やロウソクの灯りは、なんとなく心も身体も温かく感じさせてくれます。暖かいという感じ方が、あやふやな主観である以上、空間を暖かく感じさせるデザインは、暖房器具の重要な要素なのです。

 

ダイキンの「セラムヒート」は、シーズヒーターを採用した遠赤外線暖房機です。電源をいれると本体のミラー部分に、ほわんと赤みが差します。それを見るだけで、実際の室温よりも暖かく感じさせてくれるデザインなのです。

 

もちろん、シーズヒーターは実際にも身体を温める効果があります。特にセラムヒートのヒーターは、波長域が3~20μmの遠赤外線を放射します。これは、身体に吸収されやすい波長域なのです。遠赤外線と言えば、焼き芋を思い出しますよね? キャンプファイヤーが、身体の芯まで温めてくれるのと同様に、セラムヒートも温めてくれるのです。

 

「いわゆる電気ストーブってダサいよね……」

 

そう思ってしまう人も多いかもしれません。でも、ダイキンのセラムヒートは、ミニマムな製品が生み出す上質感を備えています。人を暖めるというためだけにデザインされた美しさです。個性を主張しない意匠というと、言い方が悪いかもしれません。でも、そうした没個性的なデザインは、逆に言えば、どこに置いても自然なのです。

 

石油ストーブやエアコンを設置するほどでもない広さの書斎や、ちょっと足元を温めてくれる暖房器具を探しているならぴったりな製品と言えます。

 

人感センサーで、人の在不在を検知し、不在だと分かれば15分後には自動で停止されます。速暖モードを使えば、通常の1.8倍もの速さで部屋を温めてくれます。そんな実用性も備えているのが、セラムヒートなのです。